導入前のお悩み
昭和26年1月に設立された介護事業を手掛ける社会福祉法人。
700名の従業員を擁し、収益規模が50億規模の組織であるがゆえに、特に、経理上の課題に直面していました。
- 経理コストの過大性: 全6拠点に経理担当者が10名ほどおり、そのコストが過大であった。
- 拠点独自の入力ルール: 1拠点の経理担当者が退職した際、その拠点独自の入力ルールの存在が明らかとなり、他の担当者が引き継ぎを行えない状況となった。
- 役割分担の曖昧さ: 本部と各拠点との役割分担が明確でなく、業務の重複や効率化の妨げとなっていた。
ご提案内容
このような課題に対し、以下の3つの提案を行いました。
- 記帳代行サービスの導入: 当社が記帳代行として入力を担当し、拠点毎の差異を解消。
- Excel資料の取込方式の採用: 事業未払金、小口現金、事業未収金に関するExcelでの資料作成があったため、それをそのまま取り込める方式で納品を実施。
- 標準マニュアルの作成: 拠点間の差異を解消し、経理担当者の引継ぎの手間を削減するための標準マニュアルを作成。
導入後の結果
提案内容を基に実施した結果、以下のような成果がでました。
- 経理の標準化: 全拠点での経理処理が統一され、業務の効率が向上。
- 資料取込の効率化: Excelで作成された資料の取り込みが容易になり、データの正確性と業務スピードが向上。
- 引継ぎのスムーズ化: 標準マニュアルの存在により、新しい経理担当者への引継ぎが迅速かつ正確に行われるようになった。
結果として、社会福祉法人Bは、当社の提案を基に経理業務の効率化を実現。
これにより、経理担当者の業務負担の軽減と、組織全体の業務効率の向上を果たしました。